クルーニー&ロバーツの黄金コンビが南国リゾートで贈る“大人のラブコメ”。旅行気分を味わえ、心地よく笑えて癒やされる一本。観た後は南の島に旅したくなっちゃいます!
🎯 笑いレベル ★★★☆☆ (3/5)
💬 クスッと笑えて、家族で安心して楽しめるタイプ
もしも“犬猿の仲”の元夫婦が娘のために手を組んだら…?
南国リゾートを舞台に、クルーニー&ロバーツが再共演する“大人のためのラブコメ”『チケット・トゥ・パラダイス』をネタバレなしでレビュー。
軽妙な掛け合いと開放感、そして家族の再生――笑って癒やされたい日にどうぞ。

南国リゾートで笑って泣けるなんて、夏休み気分にぴったりだよね!

タイトルからして“楽しい予感しかしない”よね🤣

ラブコメ界の女王ロバーツの復帰作ってだけで映画史的に重要よ!
🎬️ 作品情報
南国×熟年ロマコメ。100分でサクッと観られる軽快作
- 原題:Ticket to Paradise
- 公開年:2022年
- 監督:オル・パーカー(代表作:『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』)
- 主演:ジョージ・クルーニー(デヴィッド)、ジュリア・ロバーツ(ジョージア)、ケイトリン・デヴァー(リリー)、マキシム・ブティエ(グデ)
- ジャンル:ロマンティック・コメディ
- 上映時間:104分
- 制作国:アメリカ
監督のオル・パーカーは、明るい色彩感覚と軽快なテンポを得意とする作風。リゾート映画らしい軽快さと、家族ドラマの温かさを両立させています。

100分ちょっとだから、休日の午後に観やすい長さですね。
🎙 吹替え情報
軽妙な掛け合いを日本語でテンポよく楽しめるのが吹替版の推しポイント。
日本語吹替版では、豪華声優陣がキャラクターたちを彩っています。
- ジョージ・クルーニー(デヴィッド) … 小山力也
渋い低音ボイスで安心感のある演技。 - ジュリア・ロバーツ(ジョージア) … 山像かおり
自然な感情表現と軽快な掛け合いが魅力。 - ケイトリン・デヴァー(リリー) … 早見沙織
澄んだ声がキャラクターの可愛らしさと芯の強さを表現。 - マキシム・ブティエ(グデ) … 梅原裕一郎
落ち着いた誠実な声質で好青年像を補強。
🔤 字幕:俳優本人の声と“間”を堪能。アドリブ感が心地よい。
🎧 吹替:テンポの良い掛け合いがスッと入る。ながら見にも向く。

クルーニーはやっぱり小山力也さんの声だとしっくり来るなぁ。

ロバーツの自然な会話劇も、山像さんの声なら違和感なしよ。

早見沙織&梅原裕一郎って、アニメ好きも注目のキャスティングだね!
※配信サービスや地上波放送では、吹替キャストが異なる場合があります。
📖 あらすじ(ネタバレなし)
離婚してから20年。
顔を合わせるのも苦い元夫婦 デヴィッド と ジョージア は、娘 リリー の結婚式に出席するためバリ島へ向かいます。
相手は現地で出会った誠実な青年 グデ。
娘の将来を案じた二人は「早すぎる」と 休戦協定を結び、結婚を止める作戦 に乗り出しますが計画は次々と空回り。
南国の空気と再びの共同作業を通じて、忘れていた“ふたりの間”にも少しずつ変化が――。

“親が結婚を止める”って逆転の設定が新鮮!

親が手を組んで結婚阻止とか、もうコントだよね🤣
🎭 キャスト&見どころ
本作の最大の魅力は、やはり ジョージ・クルーニー(デヴィッド) と ジュリア・ロバーツ(ジョージア)ですね。
『オーシャンズ11』以来の名コンビが、今度は“親として再タッグ”を組むことで、軽快さと酸いも甘いも知る大人の余韻が同居します。
クルーニー&ロバーツの“クールな掛け合い”が、今回はコメディ寄りの体温で楽しめるのが新鮮。
エメラルドの海と白い砂浜の画もごちそうで、旅気分が味わえる一本です。
主要キャスト
・ジョージ・クルーニー(父:デヴィッド)… 皮肉屋だけど娘想い。
・ジュリア・ロバーツ(母:ジョージア)… 口うるさいが芯は温かい。
・ケイトリン・デヴァー(娘:リリー)… 恋に一直線。可憐さと意志の強さ。
・マキシム・ブティエ(リリーの恋人:グデ)… 誠実でまっすぐ。
・ビリー・ロード(親友:レン)… 旅行の相棒。コメディの火付け役。
・ルーカス・ブラボー(ポール)… ジョージアに近づく好青年で一波乱の要。
見どころ4
- ケミストリー:息を合わせたツッコミ合いが“漫才”のよう。間の取り方が気持ちいい。
- 世代の対比:若い二人のまっすぐさと、親世代のほろ苦さが鏡映しに。
- 助演が効く:レンの一言やポールの存在が、親の作戦を心地よくかき回します。
- リゾートの包容力:海と夕景がすべてを柔らかくします。観ているこちらまで深呼吸しちゃいます。

オーシャンズでの2人のクールな掛け合いが、今度はコメディに変わった感じで面白い!

ジュリア・ロバーツの笑顔とクルーニーの渋さ、この二人が並ぶだけで絵になるのよね。

ケイトリン・デヴァーも自然体で好印象。若いカップルと親世代の対比が効いてた!
🏝️ ロケ地情報(南国リゾートの舞台裏)
物語の舞台はインドネシア・バリ島ですが、実際の撮影の多くはオーストラリア・クイーンズランド州各地で行われました。
登場スポット(観光地としても人気)
- Palm Bay Resort(ロング島)
物語の中心となる“家族のコンパウンド”は、ここをバリ風に美術して撮影。海藻養殖のシーンもこの入江で撮られています。 - ハミルトン島(Catseye Beach/One Tree Hill/qualia ほか)
キャスト&スタッフの拠点。ビーチ、空港、展望丘、リゾート施設など島内の名所が“バリ”として登場します。 - ウィットサンデー諸島(ホワイトヘブン・ビーチ等)
世界的に有名な純白の砂(約98%がシリカ)と透明度の高い海の景観が、作中の“南国感”を支えます。 - モートン島(タンガルーマ/ルシンダ湾)
一部の水中・海上シーンはここで撮影。ブリスベン沖の澄んだ海が使われました。
映画を観ながら「ここ、実際に行ってみたい!」と思わせる映像の数々は、まるで旅行ガイドのよう。
エメラルドブルーの海、広がるヤシの木、オレンジ色に沈む夕日──。
南国の景観が物語に“非日常感”を与え、観る人をリゾート気分に連れて行ってくれます。

観てるだけでバカンス気分。
旅行行けない時期に観ると余計に沁みるね。

スクリーンで海と空を眺めるだけで、心がスーッと軽くなるよ~!
💡 感想レビュー
『チケット・トゥ・パラダイス』は、軽やかに笑わせながら家族の愛や人生の選択をそっと考えさせてくれる一本です。
🎭 コメディ要素
最大の笑いどころは、やはり元夫婦ふたりの舌戦。
飛行機の“まさかの隣席”から結婚阻止の作戦会議まで、休戦中でも毒舌は健在の掛け合いが絶妙です。
クルーニーのとぼけとロバーツの切り返しが漫才みたいで、飽きさせません。
👨👩👧 親子の絆
一見“結婚を邪魔する親”ですが、根底にあるのは娘を思う気持ち。
親の不安と子の決意、そのぶつかりが物語を温かくします。
「大切な人を思うからこそぶつかる」――そんなリアルさが、コメディに奥行きを与えています。
🌴 南国リゾートの魅力
物語の舞台であるバリ(実際はオーストラリア撮影)の景色は、ただの背景にとどまりません。
青い海や真っ赤な夕焼けが、キャラクターたちの心の変化とリンクしていて、映画の感情表現を後押ししています。
観終わった後は「ああ、旅行に行きたい!」と思わせる開放感。
👗 衣装・ファッション
夏のバカンス服が目の保養。
ジュリア・ロバーツの色鮮やかなカラードレス、ケイトリン・デヴァーのウェディングドレスとブライダル行列のシーンも華やか。クルーニーの端正なスーツも含め、素敵なファッションも見逃せません
💡 全体の印象
約100分の小気味よいサイズ。
大仰なドラマはないけれど、観ている間じゅう心地いい。名優ふたりの“今の呼吸”を味わえる、笑いと癒やしのラブコメです。

笑いながらも“家族っていいな”って思わせてくれるのが好き。

ジュリア・ロバーツが久々にラブコメに戻ってきたの、本当にうれしいわ。
💖 感情スコア(当サイトオリジナル)
★=弱め / ★★★=ちょうど良い / ★★★★★=強め(当サイト基準)
感情 | スコア |
---|---|
😂 笑いレベル | ★★★☆☆(3/5) 台詞のツッコミ合い中心。 爆笑ではなくクスクス系。 |
🌸 ほっこりレベル | ★★★★☆(4/5) 不器用な親が少しずつ変わる。 温かい余韻が残る。 |
😢 泣きレベル | ★★☆☆☆(2/5) 親子の和解でうるっと。 号泣まではいかない。 |
🌴 リゾート気分レベル | ★★★★★(5/5) 青い海・夕焼け・祭りシーンまで網羅。 旅情の演出が充実。 |
大爆笑!というよりは、軽妙な掛け合いにクスッと笑えて、最後は温かさが残る映画ですね。
手軽にリゾート気分を味わいたい、そんなときにぴったりの一本。
👉 こんな人におすすめ
『チケット・トゥ・パラダイス』は、観る人を選ばない親しみやすい映画ですが、とくにこんな方におすすめです。
ラブコメが好きな方
軽快なテンポとセリフの掛け合いで自然と笑えるシーンが満載。王道のラブコメが好きなら必見です。
家族ドラマが響く方
単なる恋愛ではなく、親と娘の関係性を丁寧に描写。大人の視点でも共感しやすい作品です。
旅行気分を味わいたい方
南国ロケーションの魅力が大きい一本。海外に行けない時でも、映画を通してバリ島のリゾート感を楽しめます。
『オーシャンズ』シリーズのファン
ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツの名コンビが再共演。あの掛け合いをコメディで堪能できます。

ラブコメ好きも、家族ドラマ好きも、どちらも満足できるのが強いね。

オーシャンズ11好きな人は、“あ、この2人だ!”ってすぐテンション上がるはず!
『オーシャンズ11』の記事はこちら👇️

📺 配信情報と視聴方法(配信・DVD情報)
視聴手段 | 配信・販売状況 |
---|---|
Amazonプライム・ビデオ | ◯ レンタル配信中(購入も可) |
Netflix | × 配信なし |
U-NEXT | ◯ レンタル配信中 |
Hulu | × 配信なし |
TSUTAYA DISCAS | ◎ DVD/Blu-rayレンタル対応 |
DVD(販売) | ◎ 新品・中古ともに取り扱いあり |
Blu-ray(販売) | ◎ 新品・中古ともに取り扱いあり |
上記の配信・販売状況は【2025年9月時点】の情報です。
🔍 配信状況を調べる際の目安としてご覧いただき、ご視聴・ご購入の際は各サービスの最新情報をご確認ください。
📝 まとめ
映画『チケット・トゥ・パラダイス』は、
- クルーニー&ロバーツというハリウッド黄金コンビの再共演
- 南国リゾートの映像美に癒やされ、旅行気分を満喫できる
- 元夫婦が娘の結婚をめぐって繰り広げるコミカルな物語
──といった魅力が詰まった“大人のラブコメ”です。
大げさなドラマやサスペンス要素はなく、あくまで軽やかに、ユーモラスに展開されるのが本作の持ち味です。
観る人を選ばず、誰もが笑って少し心温まる、そんな心地よい時間を過ごせます。
休日午後のリラックスタイムや、旅行気分を味わいたいなぁ〜 といったときにぴったりの一本。
「オーシャンズシリーズの2人が好きだった!」という方には、間違いなくおすすめです。

観ると気分が軽くなるから、ちょっと疲れた週末におすすめしたいな。

観終わったらバリじゃなくても、沖縄旅行とか行きたくなっちゃう~!
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