夏に観たい!海が舞台のおすすめ映画10選【感動・冒険・癒し】

海辺の砂浜に「海が主役の名作たち 心がほどける、夏の映画10選」と書かれたアイキャッチ画像(AI生成オリジナル画像)

このブログでは、ネタバレなしで作品を紹介しています。
初めて観る方にも、安心して楽しんでいただける内容です。


夏といえば、やっぱり海。
どこまでも広がる青い景色、潮風、波の音──そんな“海のある映画”には、私たちの心を癒し、冒険心をくすぐり、時に涙を誘う力があります。

本記事では、海を舞台にしたおすすめ映画10本を厳選してご紹介。感動、冒険、癒し……ジャンルはさまざまですが、どの作品にも“海”が重要な存在として描かれています。
家で涼みながら夏気分を味わいたい方、次に観る映画を探している方は、ぜひチェックしてみてください!

🧭 こんな人におすすめ!

  • 夏らしい映画を観たいけど、王道すぎるのはちょっと…という方
  • 海に行けないぶん、映画で“海気分”を味わいたい方
  • 癒し、冒険、感動、スリル…その日の気分で選びたい方
  • 子どもと一緒に楽しめる作品を探している方
  • ひとり静かに、心をゆらす作品に出会いたい方
目次

🌊海が舞台の名作映画10選

以下の10作品は、海の魅力をたっぷりと味わえる映画たちです。
心を癒すもの、胸を熱くするもの、ドキドキの冒険へ連れていってくれるもの──。
順不同でご紹介します。

🐋 海獣の子供

ー 深海から聞こえる“いのち”の声 ー

📘 作品情報

  • 公開年:2019年
  • 監督:渡辺歩
  • 主演(声):芦田愛菜、石橋陽彩、稲垣吾郎
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:アニメ/ファンタジー/海洋ミステリー
  • 原作:五十嵐大介『海獣の子供』(2006年〜)

🎞 あらすじ

中学生の琉花(るか)は、学校や家庭になじめず孤立していた。ある日、水族館で“海に育てられた”という不思議な兄弟・海と空に出会う。言葉少なで感情の読めない彼らと関わるうちに、琉花の世界は徐々に変わり始める。やがて彼女は、地球規模の生命の神秘と宇宙の摂理に触れる体験を通じて、「生まれてきた意味」に向き合っていく──。


🌊 海ポイント

まるで本物の海の中に入り込んだかのような、圧倒的な映像美が魅力。クラゲ、クジラ、プランクトン……生き物の命の営みが、まるで音楽のように映像と響き合いながら展開される。五十嵐大介の繊細で緻密な原作画を、STUDIO4℃がダイナミックにアニメーション化。海そのものが“語りかけてくる存在”として描かれ、観終わったあとも深海の余韻に包まれる作品。

本作の主題歌は、米津玄師が書き下ろした「海の幽霊」。
生命の神秘を描く映像と重なり、その歌声が物語をより深く、静かに心に響かせます。


🗣 ノアのひとこと
「観る」というより「海に溶けこむ」ような感覚に包まれました。
セリフも少なくて難しそう…と思いきや、映像と音だけで心が動く。
夏の終わりにぼーっと観たくなる、そんな静かな余韻が残る作品です。


オスカくん

むずかしいけど、なんか泣きそうになるやつ😢

🏠 海街diary

ー 鎌倉の四季と海に包まれる、姉妹の物語 ー

📘 作品情報

  • 公開年:2015年
  • 監督:是枝裕和
  • 主演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
  • 上映時間:126分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ/家族/日常
  • 原作:吉田秋生『海街diary』(漫画)

🎞 あらすじ

鎌倉で暮らす三姉妹のもとに、亡き父の葬儀で異母妹・すずが現れます。
それぞれが複雑な想いを抱えながらも、彼女を家族として迎える決断をする姉たち。食卓を囲んだり、買い物をしたり、ふとした会話を重ねながら、四人は少しずつ“家族になっていく”。
大きな事件は起こらないけれど、だからこそ心にじんわり沁みる、そんな日常の物語です。


🌊 海ポイント

鎌倉の街とともに、この作品には“海”の空気がずっと流れているんです。
波の音、潮の香り、どこまでも続く水平線。とくに、姉妹たちが海辺を歩くシーンは、本当にすばらしい。
海は語らないけれど、どんな気持ちにもそっと寄り添ってくれるようで──あの静かな海の風景に、私は何度も癒されました。


🗣 ノアのひとこと
4人姉妹の日常に、ふと自分の人生を重ねてしまうような不思議な時間でした。
海の見える街、静かな会話、優しい風景──すべてが丁寧に紡がれていて、観終わったあとは胸があたたかくなります。
日々に疲れたとき、そっと寄り添ってくれる一本です。


カンヌちゃん

静かなのに、心がぎゅっとなる名作🍃
海の風すら、思い出みたいに感じる…

オスカくん

なんか、実家に帰りたくなる映画🏠💧
実家暮らしだけど。

🧜‍♀️ リトル・マーメイド(原題:The Little Mermaid

ー 海に憧れた人魚が夢見た世界とは ー

📘 作品情報(アニメ版)

  • 公開年:1989年
  • 監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
  • 上映時間:83分
  • ジャンル:アニメ/ミュージカル/ファンタジー
  • 原作:アンデルセン童話『人魚姫』

📘 作品情報(実写版)

  • 公開年:2023年
  • 監督:ロブ・マーシャル
  • 主演:ハリー・ベイリー、ジョナ・ハウアー=キング
  • 上映時間:135分
  • ジャンル:ファンタジー/ロマンス/実写ミュージカル

🎞 あらすじ

海の王国に暮らす人魚・アリエルは、人間の世界に強く憧れている。ある日、嵐で海に投げ出された人間の王子を助けたことで、アリエルの心はますます人間の世界へと惹かれていく。声と引き換えに足を手に入れ、地上の世界へ飛び込んだ彼女が見たものとは──。

※アニメ版も実写版も、物語のベースは同じですが、細かな演出やキャラクター描写には違いがあります。


🌊 海ポイント

海の中のきらめき、カラフルな魚たち、流れるような髪やヒレの動き。
アニメ版は、ディズニーらしい明るさと楽しさがあふれる映像で、特に「アンダー・ザ・シー」のシーンは何度でも観たくなる名場面です。

実写版では、よりリアルな海の質感や深海の暗さが加わり、同じ“海の世界”でも少し大人びた雰囲気に。
好みは分かれるかもしれませんが、「もし自分が海の生き物だったら…?」なんて想像がふくらむ映像美は健在です。


🗣 ノアのひとこと
実は、私も実写版があるって最近まで知らなかったんです。
知ってからも、正直ちょっと“あの名作を実写に…!?”って疑ってかかってたんですよね。
でも観てみると、アニメとは違う良さもあって。
キャストや演出に賛否あるのはわかるけど、「アリエルのまっすぐさ」はちゃんと伝わってきました。
アニメしか観たことない方も、ぜひ“もうひとつのリトル・マーメイド”として実写版にも触れてみてください。

ノア

実写版があるって最近まで知らなかったんだけど、観てみたら意外と良かった…!
アニメとはまた違う“海の世界”が楽しめました🐚

☠️ パイレーツ・オブ・カリビアン(原題:Pirates of the Caribbean

ー 海の向こうに、何が待っている? ー

📘 作品情報

  • 公開年:2003年(第1作『呪われた海賊たち』)
  • 監督:ゴア・ヴァービンスキー
  • 主演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
  • 上映時間:143分
  • ジャンル:アクション/アドベンチャー/ファンタジー
  • 備考:全5作(シリーズ作品)/第6作の企画も進行中(2025年現在)

🎞 あらすじ(第1作)

イギリス海軍が支配する時代のカリブ海。陽気でクセの強い海賊ジャック・スパロウは、自らの船・ブラックパール号を奪還するため、思いがけず鍛冶屋ウィルとともに大冒険へと乗り出す。
一方、海には“呪いを受けた海賊たち”の噂が…?
奪われた財宝、囚われの令嬢、海賊たちの野望と自由をめぐる、壮大な海のアクションファンタジー!

カンヌちゃん

『パイレーツ・オブ・カリビアン』は全5作のシリーズ作品で、第1作から順に観ていくのがおすすめですよ。


🌊 海ポイント

この作品で描かれる“海”は、まさに“自由”そのもの。
荒れ狂う嵐の海、月明かりに浮かぶ帆船、財宝が眠る海底──どのシーンもロマンにあふれています。
CGだけじゃなく、本物の海と船で撮影されたシーンも多くて、潮風の匂いまで届いてきそう。

海って、怖くもあるけど、どこか惹かれてしまう。
そんな気持ちをガッツリ刺激してくれる映画です。


📘 ノアのひとこと
海賊ってこんなに魅力的なんだ…!って、初めて観たときはびっくりでした。
特にジャック・スパロウの“自由すぎる振る舞い”には、振り回されながらも目が離せなくて。
しかもこの作品、シリーズ化されていて、観れば観るほどクセになるんですよね。
海が好き、冒険が好き、かっこいい人が好き…どれかひとつでも当てはまる人には、ぜひ観てほしいです。


ノア

ジャック・スパロウ、クセ強すぎてズルい!
海×冒険のワクワク感、これぞ王道🌊⚔️

オスカくん

「夢と魔法の王国」に行ったら毎回絶対に乗るやつ💀

🚢 タイタニック (原題:Titanic

ー 海のロマンと悲劇が交差する、永遠のラブストーリー ー

📘 作品情報

  • 公開年:1997年
  • 監督:ジェームズ・キャメロン
  • 主演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
  • 上映時間:195分
  • ジャンル:恋愛/歴史/ドラマ/海洋パニック
  • 備考:アカデミー賞11部門受賞(作品賞・監督賞など)

🎞 あらすじ

1912年、大西洋を横断するために出航した豪華客船タイタニック号。
その中で出会ったのは、上流階級の娘ローズと、自由を夢見る青年ジャック。
身分の違いに戸惑いながらも、ふたりは心を通わせていきます。
けれど、その船には“あの日”が近づいていて──。

大切な人を想う気持ち、選ばなければならない決断。
海の上で育まれる恋と、予期せぬ運命が交差する、静かで壮絶な物語です。


🌊 海ポイント

タイタニックという作品が特別なのは、海の持つ“美しさ”と“恐ろしさ”の両面を描いているところ
航海のはじまりは、まさに夢のよう。鏡のような海、青空、優雅な甲板。
でもその美しさの裏には、人知を超えた自然の力が潜んでいて──後半は、静かな海が一転して恐怖の存在へと変わっていきます。

この作品を観ると、ただの“背景”としての海じゃなくて、“感情を動かす存在”としての海が、物語にどれほど影響を与えるかがよくわかります。

本作は第70回アカデミー賞で作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞など計11部門を受賞
映画史に名を刻む超大作として、今なお語り継がれる一本です。


📘 ノアのひとこと
ジャックとローズの恋にときめいて、ラストには息を呑んで。
あまりにも美しくて、あまりにも残酷で、でも最後まで目が離せない。
これって、海の映画だからこそ成り立つ奇跡の物語なんじゃないかなって思います。


カンヌちゃん

泣く準備、してから観てくださいね…🛳️💔
“海のロマン”と“恐怖”が、心をゆさぶってきます。

🐯 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 (原題:Life of Pi

ー 海の上で出会う、命と信じる力の物語 ー

📘 作品情報

  • 公開年:2013年
  • 監督:アン・リー
  • 主演:スラージ・シャルマ、イルファン・カーン
  • 上映時間:127分
  • ジャンル:ファンタジー/ドラマ/サバイバル
  • 備考:アカデミー賞4部門受賞(監督賞・撮影賞など)

🎞 あらすじ

貨物船の事故で、ひとり海に取り残された少年・パイ。
…と思ったら、隣にいたのは、なんとベンガルトラ。
言葉なんて通じるわけもないのに、なぜか目が離せない。
そんな2つの命が、たった一隻のボートの上で、生きることを選びながら、227日もの旅をするお話です。

「ただの漂流記でしょ?」って思ってたら、
気づけば、自分が“信じる”ことを問いかけられていました。


🌊 海ポイント

最初は「CGきれいだな〜」なんて他人事みたいに観てたのに、いつの間にか、“静かな海”に心が持っていかれてた。
海が怒るでも泣くでもなく、ただそこに在るって感じ。
でも、その“在り方”が、とんでもなく美しくて、ちょっと怖い。


📘 ノアのひとこと
漂流するって、こんなに美しいんだって思ったのはこの映画が初めて。
トラとの関係性もすごく不思議で…敵でも味方でもない、言葉がなくても通じ合ってるような。
「ただのサバイバル」じゃないところが、この映画の魅力です。


カンヌちゃん

静かなのに、心がざわつく不思議な映画。
海って、こんなに広くて、こんなに深いんだね…🌌🐅

🎧 海がきこえる (原題:The Ocean Waves

ー 高知の空と海に、置いてきたあの気持ち ー

📘 作品情報

  • 公開年:1993年
  • 監督:望月智充
  • 主演(声):飛田展男、坂本洋子
  • 上映時間:72分
  • ジャンル:アニメ/青春/恋愛
  • 制作:スタジオジブリ

🎞 あらすじ

高知の高校に通う主人公・杜崎拓は、ある日、東京から転校してきた武藤里伽子に出会う。
自由で気まぐれで、ちょっと近寄りがたい彼女に、拓はなんだかんだで振り回されていく。
高校生活、友だちとの関係、思いどおりにいかない恋…。
大人になった拓が、あの頃の自分と、彼女と、そして“あの海”を思い出す──そんな物語です。


🌊 海ポイント

この作品に登場する海は、派手じゃない。
むしろすごく静かで、さらっと流れていって、あまり語らない。
でも、ふとした瞬間に現れて、「ああ、あの時の気持ちって、こんなだったかも」って思い出させてくれる。
“海がきこえる”ってタイトル、観終わったあとにじわじわ効いてきます。


📘 ノアのひとこと
ジブリって聞くと、どうしても大冒険とか魔法を思い浮かべるけど、この作品はまったくの別物。
何かが起こるわけでもなく、特別な展開があるわけでもないのに、不思議と心に残るんです。
盛り上がりは静かで、ラストも地味なのに、妙にリアルで…ちょっとこそばゆくて、でもなぜか思い出したくなる。
そんな感情が、海の音と一緒に胸に残るような作品です。


オスカくん

最初は地味?って思ったけど、あとからじわ〜っと効いてくるやつ。
夏の夜にひとりで観たくなる作品。

カンヌちゃん

あのとき言えなかった言葉とか、戻れない空気とか。
海の音と一緒に、ふいに思い出しちゃうのよね。

🏝️ ザ・ビーチ (原題:The Beach

ー 楽園にたどり着いた先に、ユートピアはあったのか? ー

📘 作品情報

  • 公開年:2000年
  • 監督:ダニー・ボイル
  • 主演:レオナルド・ディカプリオ、ティルダ・スウィントン
  • 上映時間:119分
  • ジャンル:青春/サスペンス/スリラー
  • 原作:アレックス・ガーランド『ザ・ビーチ』

🎞 あらすじ

「地図に載っていない楽園がある」──そんな噂に惹かれた青年リチャードは、タイの旅先である男からその“場所”の情報を手に入れる。
やがてたどり着いたのは、透きとおった海、白い砂浜、そして秘密の共同体。
誰もが理想の生活を夢見るその場所で、リチャードは少しずつ、何かが“ズレている”ことに気づきはじめる…。


🌊 海ポイント

あの海を見たら、誰だってそこに行きたくなる。
エメラルドグリーンの水面、どこまでも静かな波、陽射しを反射してきらめく白い浜辺。
「もしこの場所がほんとにあるなら…」って、観ているだけで気持ちが吸い込まれていくような景色が続きます。

でも、海が美しいだけに、その裏で進んでいく“崩壊”がより鮮明に感じられる。
楽園は、海の向こうじゃなくて、心の中にしかないのかも。


📘 ノアのひとこと
旅したくなる映画ってたくさんあるけど、「この場所は…行っちゃダメなやつだ」って途中で気づく感じ、クセになります。
若さゆえのまっすぐさと危うさ、そして「もう戻れない」って感覚。
海がこんなに静かなのに、なんでこんなに怖いんだろう。


カンヌちゃん

楽園のはずが、どこかザワザワする海…。
青いだけじゃない“深さ”が、この映画にはあるのよね。

オスカくん

あのビーチ、最初はめっちゃ憧れたけど…
途中から「ヤバいぞこれ」って思ってた。静かに怖い。

🐋 クジラの島の少女 (原題:Whale Rider

ー 海とともに生きる民の、少女のまなざし ー

📘 作品情報

  • 公開年:2002年
  • 監督:ニキ・カーロ
  • 主演:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ/文化/成長
  • 制作国:ニュージーランド
  • 原作:ウィティ・イヒマエラ『クジラの島の少女』

🎞 あらすじ

ニュージーランドの沿岸に暮らすマオリ族の村。
そこでは、代々“クジラに乗ってやってきた祖先の血”を受け継ぐ長の座が、男子によって継承されてきた。
けれども、現代に生まれたのは少女・パイ。
祖父や村の反対を受けながらも、パイは海と対話し、自らの力で“本当の継承者”になろうと歩きはじめる──。


🌊 海ポイント

この映画に登場する海は、まるで“祖先”みたい。
語らないけれど、すべてを見守っていて、必要なときには呼びかけてくる。
クジラの背中にのって海へ向かうパイの姿は、壮大な自然の中で人間がどう生きるべきかを問いかけているようで、胸がじんわり熱くなります。

海を“景色”としてではなく、“つながり”として描いているのが、この作品のいちばんの魅力です。


📘 ノアのひとこと
“海と共に生きる”って言葉、なんだかすごくかっこいいって思ってたけど、この映画を観たらその意味がちょっと変わったかも。
自然と、文化と、人のつながり。
すごく静かな映画なのに、観終わったあとに背筋がしゃんとするような感覚が残りました。

ノア

海って、ただの場所じゃなくて“受け継ぐもの”なんだなって。
静かに、誇りが伝わってくる映画でした。

オスカくん

「地味そう…」って思ってたけど、パイがすごくかっこよかった!
海とクジラが出てくる映画、もっと観てみたいかも。

🦈 オープン・ウォーター (原題:Open Water

ー 海に取り残されるという、最悪の悪夢 ー

📘 作品情報

  • 公開年:2005年
  • 監督:クリス・ケンティス
  • 主演:ブランチャード・ライアン、ダニエル・トラヴィス
  • 上映時間:79分
  • ジャンル:スリラー/サバイバル/実話ベース
  • 制作国:アメリカ
  • 備考:実際に起きたダイビング事故をもとに制作

🎞 あらすじ

バカンスでカリブ海を訪れていたカップルが、ダイビングツアーのミスで海に取り残されてしまう。
広い広い海の真ん中、助けは来ない、船も見えない、そばにはサメの気配…。
二人の間にあるのは、不安、焦り、恐怖──そして、静かすぎる海の音だけだった。


🌊 海ポイント

見渡すかぎりの青。
でもその青が、どこまでも広がる絶望になることもあるんだって、この映画で思い知らされました。
海って、きれいで癒される場所のはずなのに、この映画では**“何もない”ことが、最大の恐怖**になる。
荒れるわけでもなく、ただ静かで、深くて、逃げ場がない──。

「波の音が怖い」と思ったの、人生で初めてかもしれません。


📘 ノアのひとこと
これ、本当にあった話なんだって思うとゾッとします…。
サメが出るとか出ないとかより、“誰も来ない”っていう状況が一番怖かった。
静かな海の描写が美しいだけに、そのギャップが心に残ります。


カンヌちゃん

何も起きない海が、こんなに怖いなんて…。
観終わったあと、ちょっとだけダイビングが怖くなった。

オスカくん

めっちゃ静かだけど、めっちゃ怖い!
ホラーじゃないのに、心臓バクバクした…。

🌅 まとめ:海は、ただの背景じゃない。

癒されたり、ときめいたり、泣いたり、ゾッとしたり。
今回紹介した10本の映画に共通しているのは、“海”がただの景色じゃなく、物語の一部として生きているということ。

波の音、まぶしい光、深くて静かな青。
そのすべてが登場人物たちの感情と重なって、観る人の心にそっと残ります。

気になる作品がひとつでもあったら、ぜひこの夏の“海の映画体験”に加えてみてくださいね。
あなたの心のなかにも、何かが静かに波打つかもしれません。

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